【レース概要】
2023年10月15日（日曜）2回京都5日　発走時刻：15時40分
天候　晴
芝　稍重
11レース
第28回 秋華賞（GⅠ）
2,000メートル（芝・右）

【レース成績（着順 / 馬番 / 馬名 / 騎手）】
1着 6番 リバティアイランド / 川田 将雅
2着 7番 マスクトディーヴァ / 岩田 望来
3着 2番 ハーパー / C.ルメール
4着 5番 ドゥーラ / 斎藤 新
5着 8番 モリアーナ / 横山 典弘
6着 3番 マラキナイア / 池添 謙一
7着 18番 エミュー / M.デムーロ
8着 4番 コナコースト / 鮫島 克駿
9着 15番 ヒップホップソウル / 横山 武史
10着 12番 ドゥアイズ / 西村 淳也
11着 13番 ラヴェル / 坂井 瑠星
12着 11番 キタウイング / 江田 照男
13着 9番 ミシシッピテソーロ / 石川 裕紀人
14着 16番 ピピオラ / 藤岡 康太
15着 10番 グランベルナデット / 松山 弘平
16着 1番 フェステスバント / 酒井 学
17着 17番 ソレイユヴィータ / 武 豊
18着 14番 コンクシェル / 幸 英明

【レース成績詳細はこちら】

【レース解説】
リバティアイランド（牝3・中内田 充正）が堂々の競馬で牝馬三冠を達成！

桜花賞2着のコナコーストが隊列を先導し、オークス2着のハーパーは先行勢を見ながら、クイーンSで古馬を倒したドゥーラは中団からの競馬。ローズSをレコードで勝利したマスクトディーヴァ、紫苑S1着のモリアーナ、同2着のヒップホップソウルらが続く。

1000メートル通過61秒9と緩やかな流れの中で、リバティアイランドと川田将雅騎手は実に落ち着き払っていた。6、7番手の外、不利のないポジションを難なくキープ。3コーナーで早くも「いい形で進路を作れた。この段階で負けることはないと思った」と自信を深め、進出を開始する。直線入口では、もう先頭だ。

まさに「自分の能力さえ発揮すれば圧倒的なパフォーマンスができる馬」という鞍上の言葉を具現化するような走り。一矢報いようと女王に挑む17頭を力ずくで突き放す。最後にマスクトディーヴァが追い込んできたものの、これを1馬身差で完封し、リバティアイランドは堂々と先頭ゴールを果たしたのだった。

【歴史】
本競走は、1996年に新設された3歳牝馬限定のGⅠ競走で、創設以来、京都競馬場・芝2000メートル（内回り）で行われている。従来、桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放され3歳以上馬による競走となったため、新たな3歳牝馬限定のGⅠ競走として設立された。

10月に開催される本競走からは、11月のエリザベス女王杯へ向かう馬も多く、牝馬チャンピオン決定戦ともいうべきエリザベス女王杯に向けての前哨戦としての意味合いも持っている。秋華賞・エリザベス女王杯を連勝した馬は、2002年のファインモーション、2007年のダイワスカーレット、2013年のメイショウマンボの3頭のみである。

競走名の「秋華」は、中国の詩人である杜甫や張衡が文字通り「あきのはな」として詩のなかで用いた言葉である。「秋」は大きな実りを表し、「華」には名誉・盛り・容姿が美しいという意味が込められている。

【Race overview】
Sunday, 15 October 2023 KYOTO
SHUKA SHO (G1)
2000m, Turf
Winner / Liberty Island

【More English results are below】

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