【レース概要】
2025年10月26日(日曜)3回京都9日 発走時刻:15時40分
天候 小雨
芝 稍重
11レース
第86回 菊花賞(GⅠ)
3,000メートル(芝・右 外)
【レース成績(着順 / 馬番 / 馬名 / 騎手)】
1着 9番 エネルジコ / C.ルメール
2着 15番 エリキング / 川田 将雅
3着 14番 エキサイトバイオ / 荻野 極
4着 12番 ゲルチュタール / 坂井 瑠星
5着 18番 レッドバンデ / 佐々木 大輔
6着 6番 ミラージュナイト / 藤岡 佑介
7着 1番 コーチェラバレー / 西村 淳也
8着 5番 ジョバンニ / 松山 弘平
9着 8番 レクスノヴァス / 横山 和生
10着 13番 アロンディ / 団野 大成
11着 2番 アマキヒ / 戸崎 圭太
12着 3番 ライトトラック / 和田 竜二
13着 11番 マイユニバース / 武 豊
14着 7番 ショウヘイ / 岩田 望来
15着 17番 レイヤードレッド / 嶋田 純次
16着 4番 ヤマニンブークリエ / 横山 典弘
17着 16番 ラーシャローム / 岩田 康誠
18着 10番 ジーティーアダマン / 北村 友一
【レース成績詳細はこちら】
【レース解説】
未完の大器エネルジコが人気に応えてGⅠ初制覇を果たす!
皐月賞馬ミュージアムマイルは天皇賞(秋)へと向かい、日本ダービーを制したクロワデュノールは凱旋門賞に挑戦。春の主役が不在となった菊花賞(GⅠ)では、その両雄に次ぐ蹄跡を刻んできた馬と夏から秋にかけて上昇してきた馬、双方の比較が焦点となった。
勝ったのは、新馬、セントポーリア賞、青葉賞とデビュー3連勝を決めたものの、体調が整わず日本ダービーをパスし、古馬相手の新潟記念に挑んで僅差2着という異例のローテーションでここへ駒を進めてきたエネルジコ。いわば「春に素晴らしい走りを見せ、かつ夏に成長ぶりも示した」という、2つの要素を併せ持つ存在だ。
レースは、すみれSを逃げ切った経験を持つジーティーアダマンの先導で進む。好位を占めるのはセントライト記念2着のヤマニンブークリエ、日本ダービー3着のショウヘイ、ラジオNIKKEI賞勝ち馬エキサイトバイオら。セントライト記念3着馬レッドバンデ、3勝クラス・日本海Sを勝ち上がってきたゲルチュタール、神戸新聞杯3着のジョバンニ、2勝クラス・九十九里特別圧勝のマイユニバースらが続き、神戸新聞杯を豪快に差し切った日本ダービー5着馬エリキングは後方に構えている。
「スタートは上手じゃない」とクリストフ・ルメール騎手が言うエネルジコは後方馬群の中。「長距離なので時間はある」と我慢に徹していたが、向こう正面で進出を開始したマイユニバースに追随、3コーナーから4コーナーで一気に4番手までポジションを押し上げると、早くもスパート態勢に移りながら直線を向くのだった。
そこから見せたのは「凄くいい脚を使ってくれた」という力強いラストスパート。先頭に躍り出たエキサイトバイオを残り200メートルのあたりで一気に交わし、外から追い込んできたエリキングに2馬身差をつけて先頭ゴールを果たしたのである。
持てる素質を存分に披露して最後の一冠を手にした、未完の大器エネルジコ。今後はミュージアムマイルやクロワデュノールらと、世代ナンバーワンの座、あるいは芝中長距離路線の覇権をかけて、熱い戦いを繰り広げてくれるのではないだろうか。
【歴史】
菊花賞は、イギリスのセントレジャーに範をとり創設されたクラシックレースのひとつで、最もスタミナのある優秀な繁殖馬を選定するためのチャンピオンレースである。このため、出走資格は3歳の牡馬と牝馬に限られ、せん馬(去勢馬)は出走できない。また、本競走はクラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)の最終関門であり、「皐月賞は“最も速い馬”が、ダービーは“最も幸運に恵まれた馬”が、菊花賞は“最も強い馬”が勝つ」と言われている。これまでに、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルそしてコントレイルの8頭が三冠馬に輝いている。
1938年に「京都農林省賞典四歳呼馬」として本競走は創設され、1948年より現在の名称「菊花賞」になったが、京都競馬場のスタンド改修工事により阪神競馬場で行われた1979年、2021年、2022年を除き、京都競馬場の距離3000メートルでの開催は第1回から変わることなく、今日まで連綿と受け継がれてきた。この京都競馬場の芝・外回りコースを舞台に、スピードとスタミナを兼ね備え、2度の坂越えと3000メートルの長丁場を克服して先頭で駆け抜けた馬に菊花賞馬の栄誉が与えられる。
【Race overview】
Sunday, 26 October 2025 KYOTO
KIKUKA SHO (Japanese St. Leger) (G1)
3000m, Turf
Winner / Energico
【More English results are below】
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コメント
1人気軸で1,2番人気からこの配当はアツすぎる
早めのミニボーナス感謝や…
ルメール、2週連続G1勝利&菊花賞3連覇とかいう記録達成してんのエグい
「やっぱりルメール」この言葉を何回言ったことか、、、
ルメールさん 3年連続制覇はやばいな
ドゥラメンテ産駒最後のクラシックG1を初G1の菊花賞で締めくくるのは熱い
最初からエネルジコが勝ってほしいと思ってただけに嬉しいな
This game is a drug… never would I have thought I’d be following irl horse racing
思った以上にエリキング強い競馬しててびっくりした
古馬になってから楽しみだ
エキサイトバイオ残ってくれてありがとう!
エキサイトバイオ前走強いなーっては思ってたけどここで残せるのはびっくりした
Titleholder, Durezza, and now Energico
Duramente’s sons were truly meant to win Kikuka-sho ❤
この実況の人ホンマ好き。
声が聞きやすいし、欲しい情報をちゃんとくれる。「ゴニョゴニョ…….ゴールイン!!!!!」みたいなゴールインだけうるさい人もおる中で安定してる。
荻野神すぎる…よく残してくれた!
エネルジコ本当に強かったです!
エリキングの次走も期待したいですっ
素晴らしいレースをありがとうございます、大興奮でした!