【レース概要】
2025年11月30日(日曜)5回東京8日 発走時刻:15時40分
天候 晴
芝 良
12レース
第45回 ジャパンカップ(GⅠ)
2,400メートル(芝・左)
【レース成績(着順 / 馬番 / 馬名 / 騎手)】
1着 8番 カランダガン / M.バルザローナ
2着 15番 マスカレードボール / C.ルメール
3着 14番 ダノンデサイル / 戸崎 圭太
4着 2番 クロワデュノール / 北村 友一
5着 1番 ジャスティンパレス / C.デムーロ
6着 13番 ブレイディヴェーグ / T.マーカンド
7着 18番 タスティエーラ / D.レーン
8着 16番 シンエンペラー / 坂井 瑠星
9着 3番 コスモキュランダ / 丹内 祐次
10着 10番 シュトルーヴェ / 菅原 明良
11着 4番 ディープモンスター / 松山 弘平
12着 9番 セイウンハーデス / 津村 明秀
13着 7番 ダノンベルーガ / 佐々木 大輔
14着 12番 ヨーホーレイク / 岩田 望来
15着 5番 サンライズアース / 池添 謙一
16着 6番 ホウオウビスケッツ / 岩田 康誠
中止 11番 アドマイヤテラ / 川田 将雅
取消 17番 ドゥレッツァ / A.プーシャン
【レース成績詳細はこちら】
【歴史】
「世界に通用する強い馬作り」を目指すべく、外国から強豪馬を招待して我が国のサラブレッドと競わせようという趣旨により1981年に創設されたのが本競走で、11月下旬の東京競馬場・芝2400メートルを舞台に行われている。
初年度は北米とアジア地区から招待馬を選出し、アメリカ・カナダ・インド・トルコ(招待馬デルシムは来日後故障のため不参加)の4か国から計8頭を招待して行われ、アメリカ代表のメアジードーツが2分25秒3のJRAレコード(当時)で優勝した。翌1982年からはヨーロッパとオセアニア地区の代表馬も招待の対象となり、1983年からは地方競馬の代表馬(1頭)も招待の対象となった。また、1984年のグレード制導入時にGⅠに格付けされた。
創設当初の10年間は、外国招待馬が8勝を挙げたのに対し、日本馬は1984年のカツラギエースと翌1985年のシンボリルドルフによる2勝にとどまり、外国招待馬の活躍が目立っていた。しかし、近年ではレベルアップした日本馬の活躍が顕著で、創設当初と完全に形勢が逆転している。
なお、本競走は2008年に創設された秋季国際GⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。
【レース解説】
これが世界最強馬の底力だ! カランダガン(せん4・F.グラファール)がレコード決着を制す
ドゥレッツァの出走取消、アドマイヤテラの競走中止、そしてセイウンハーデスが作り出した1000メートル通過57秒6という速いラップ…。この先に劇的なドラマが待つ、そんな空気が縦長となったジャパンカップ(GⅠ)の道中に漂う。
クロワデュノールは4番手を進む。中団には、天皇賞(秋)を差し切って勢いに乗るマスカレードボールと、ドバイシーマクラシック勝利で世界にその名を轟かせたダノンデサイルが並ぶ。この2頭を見る位置にフランスのカランダガン。鞍上のミカエル・バルザローナ騎手も「いい形でレースを迎えられた」と自信満々の追走である。
勝負は直線へ。坂を駆け上がりながらクロワデュノールが先頭に立つと、そこへマスカレードボールとカランダガンが併せ馬の形で外から襲い掛かり、一気に交わし去る。遅れてダノンデサイルも伸びてきたが、残り200メートル地点からゴールまではマスカレードボールとカランダガンのマッチレース。最後はカランダガンがアタマ差先着を果たし、バルザローナ騎手は「才能ある馬だと証明できた」と胸を張るのだった。
外国馬の勝利は2005年のアルカセット以来、実に20年ぶり。勝ちタイム2分20秒3は2018年のこのレースでアーモンドアイが記録した2分20秒6を更新するコースレコードだ。強くなった日本馬たちと、速い時計の出る東京の芝。長らく外国馬苦戦の要因とされた2つのファクターを、カランダガンは、世界最強馬と呼ぶにふさわしいパフォーマンスで鮮やかに打ち破り、栄冠をつかみ取ったのである。
【Race overview】
Sunday, 30 November 2025 TOKYO
Japan Autumn International JAPAN CUP in association with LONGINES (International Invitational) (G1)
2400m, Turf
Winner / Calandagan
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コメント
アドマイヤテラのレース運びも仕掛けも完璧で草
情報量が多過ぎる、、、
全人馬、何ともありませんように
アドマイヤテラ「川田よ世界一の走り見せてやるから座ってみとけ」
伝説になるレースやな、これは
ゴール後の実況、勝ち馬を言い切ってて気持ち良すぎる
挑戦してくれたカランダガン陣営に拍手を送りたい
おめでとう!
イクイノックス、ドウデュースとその年の日本最強が1位をとっていた流れから、20年ぶりの海外馬がレコードを叩き出すなんて、本当に毎年濃い歴史の1pが増えていく
アーモンドアイの世界レコードの更新を生きている間に見れるとは思っていなかった。
今年の国内G1で一番面白かった
どうしてもアドマイヤテラを観てしまう。
アーモンドアイのレコードが破られるとは。カランダガン恐るべし…
記録には残らんかったが、みんなの記憶に残ったアドマイヤテラ。
騎手無しで完璧なレース運びして最後の追い比べで見事二頭抜いて1着取ったアドマイヤテラくんがかっこよすぎた
賢い馬は、ひとりでもコース取りもペース配分もコントロールして走れるのね
アドマイヤテラ「やりました川田さん!私がこの歴史的なレースの王者です。レコードとったのであとからいっぱい褒めて」
BCクラシックを日本馬が勝った年にJCを海外馬が勝ったの面白い
アドマイヤテラが番手に収まってから最後の一伸びまで完璧過ぎる。本当に賢い馬だわ。
アドマイヤテラ賢いんだろうな
アドマイヤテラが一生懸命走ってて本当可愛い
①アガ・ハーン殿下の忘れ形見がスタッド初のJC優勝
②世界最強格が普通に出てきて普通に勝つの、ピルサドスキー以来
③日本馬に敗れたドバイシーマのリベンジ達成
色々盛り上がったJC勝利、おめでとうございます!!
尊敬すべき世界的指導者・オーナーブリーダーの最後の秘蔵っ子が日本競馬史にも名を連ねる事が本当に嬉しい!!
一見アガ・ハーンスタッドらしい欧州深芝のパワー&スピード血統(父ガリレオ系、母父シンダー)なのに1.5マイルワールドレコードは本当に凄い。ガリレオ系の限界を押し上げた最高峰の1頭である事に間違いないですね…このタイムを叩き出したのが日本血統でもイタリア血統でもないなんて!!
本当に本当におめでとうございます。こんなに外国馬が勝って嬉しかった事は無いです!!
アドマイヤテラ賢すぎる!スパートタイミングが完璧だし最後にちゃんと首を伸ばしてゴールインした!
しかも世界レコードw